昨日の議会

 議会運営委員会(委員外議員として傍聴)。これから先の議会関係の予定などについてを決めました。9月議会のころまで決めたわけですが、原案了承。18日、19日が「B1グランプリ」なのでその直前(16日、17日)が決算特別委員会というのが気がかりの部分。ですが、職員はおそらくボランティアで応援に入る土日までに議会は一定のけりをつけておきたいと思うところなのでしょう。9月という忙しい時期にこうした全国的なイベントをする以上、万全の態勢で臨まなければならないのは当然。しかし、決算という極めて大切な審議がおろそかになることがないように、議会日程は本来ゆとりを持ってもらいたいものです。イベントを理由に、質問や資料提出に制限などが加わることがないように、注意しておきたいところです。
 さらに、議長から諮問があった議会改革の関係で、このかん「議会の在り方検討会」で議論をしてきた内容を確認し、議会運営委員会から答申をしました。また、議会の在り方検討会の委員構成について、9人で構成するという部分を11人に改め、私と山口貴裕議員が「委員外議員」から正式な「委員」に「昇格(?)」することが議題となり、了解されました。質疑として、議決の場合どうするか、という意見が出ましたが、議決するような局面は想定できず、議決は議会運営委員会で行われるという、事務局の説明がありました。
 議会の在り方の検討については、会派、議員でいろいろな思いがあることでしょう。私は何度も申しあげていますが、基本は「今のままでも議会でできることはいっぱいあるし、それをやることが大事(それだけでもかなり目いっぱい!)」という考え。ではありますが、議員が前向きに議会の在り方を向上させようと議論するのは大事なこと、積極的に活かす方向で考えています。後ろ向きの議論は暗くて人を引き付けません。要注意なのです。
 議員は多かれ少なかれ、経験を経ると制度、システムへの不満が少なくなるものでしょう、今のままでもそこそこやってきたしやれていると思いたくなるのが人情ですから。変わることについて、相対的に消極的になりがちではないでしょうか。
 たとえば、反問権、議会報告会、などはやろうと思えばすぐにでもできるように私には思えますし、それがけっして議会にマイナスになるとは思えません。第一段の議論が終わって「在り方検討会」は次の段階に進みます。

 定例の全員協議会の後、議会の在り方検討会(今日から正式委員に)。今後の議論の進め方などを議論しました。市立病院の特別委員会(委員外、傍聴)では、2月議会で行う方向の中間報告の内容を詰めました。インターネット中継もされていますが(特別委員会まで中継されているのは私は優れていると思いますが)、それぞれの会派、委員の積極的な意見が何より価値があります。いまのところ、内容は統一の色合いが濃く、対立部分はありません。しかし、これからが大切な議論に差しかかっていきます。本会議の一般質問への傍聴者はとても多数いらしていただけていますが(市長の答弁もありますから当然ではありますが)、医療に関心がある方にはぜひ委員会への傍聴、ネット中継への注目もお願いしたいと思います。税金を投入して「育てていくべき」病院。市民の積極的なかかわりを作っていきたいものです。

 午後からは会派「あつぎみらい」の主催する研修会、NTTファシリティーズの担当者を招いての太陽光発電についての学習会に参加しました。

 なお、一般質問通告は21人でした。私は1日目の4番、3月1日(月)の午後1時から(予定)。厚木市議会の一般質問はいつも人数が多いとよく言われます。役に立てているといいのですが。任期を考えると早いものであと一般質問の機会は6回のみ。チェック主眼の質問にせよ、提言・提案にせよ、とても時間が足りる話ではありません(往復50分)。
 今回は、予算の審議もあります。詳細な議論が行われる常任委員会の審査をぜひ注目していただければ幸いです。委員会の質疑は特に時間制限もなく、細部にわたる質疑が行われますので。

  • 一般質問通告

 今回は、日本の転換期における地方のあり方という視点で質問をまとめていく予定です。通告ではそういう表現は用いてません。あくまで「視点」が大事だと思うので、大きな転換期をどういう心で迎えていこうとしていくのかを問いかけていきたいと考えています。市長の任期「仕上げの一年」を、どういう決意で迎えようとしているのか。とても関心があるところです。
 とくに、厚木市の最近の人口減少傾向について、以前9月議会の討論(決算議案に対する反対の)で問題提起をしましたがこの問題を通じて具体的な議論をすることが一つのポイントです。さらに、市立高等学校設立を展望する考えはないか、とか、市政施行記念日の活用を考えているか。
 そして環境問題として、新しい資源回収システムに代わって以降の課題を、市民の負担軽減に焦点を当てながら議論したいと考えています。

 あさって22日は補正予算や新しい条例などの提案と質疑(本会議)、翌23日はいよいよ予算についての質疑(本会議)となります。一般質問の構想はすでにできてはいますが、準備の詰めは予算の質疑を終えてからにします。私は、予算に絡んだ基本的な部分は一般質問では行わず、たいがいは予算の提案の後の質疑の時に済ませます。通告なしで行われるので、一般質問よりもある意味で双方真価が問われます。