寒い日々

 このところ、寒い日々が続きます。今朝は雪が降りました。

 15日に議案が配布され、予算を含めた議会準備に入っています。明日19日は議会運営委員会など、議会の予定が入っていまして、22日の本会議開会が迫っており、時間に追われています。
 新年度予算には見る限り、政権交代によるプラスの影響もあり、もちろん子ども手当も計上されたわけですし、評価すべき点が多くあると見ています。そのひとつは、土地開発公社を解散し、清算金約6億円を「病院整備基金」として積立てをする考えですが、この計画には賛同できます。
 私を含めた多くの議員が望んでいた新型インフルエンザ予防接種の低所得者などへの助成(2466万円)や、小児医療費助成の対象拡大(約7億円)、健康相談ダイヤル(1280万円ほど)などは厳しい財政下でも予算化をしたことを歓迎します。まだまだ異論があるかもしれませんが、戸室の市営住宅建設も9800万円の予算が計上されました。前回の議会で、今後の住宅計画にかかわる質問をしたこともあり、今後の推移にもかかわっていきたいと思っています。市民の利便性を考えた『厚木版ワンストップサービス』も新規事業に加えられていました。様々な条件をプラスに活かせる可能性を感じられるもので、これらは予算査定を「無事」クリアできたことに、よかった、と率直に思えるものです。
 このように、これまでにない財政の危機、といいながらも民生費中心にかなり増額予算を組んでいる点については評価したいですが、総合計画の実施計画、財政計画との関係で「何をスクラップしたのか、先送りしたのか、減額したのか。どこが工夫なのか」をはっきりさせる必要があります。そこで、気になるのが「掃除を職員がやります」という話。

 掃除を職員がやるのはいいですが、委託業者を切ることになります。切るのはそこからなのかという疑問がどうしても付きまといます。
 維持管理経費もずいぶん減らしているようで、しわ寄せが出ないかどうか、しっかり監督してもらわなければなりません。節約したのはいいけれど、その分あとで多額の出費をしなければならなくなったというのでは元も子もありませんし。
 
 請求した資料も少しずつ手元に届き始めましたので、さて仕事をしますか。