神奈中バスのバスカードを売っているおばさんがいなくなる件

 昨日友人からのメールで
 「バスカードのおばさん達、三月でクビだって
  帰宅途中
  駅で案内もしてくれて助かったのに(以下略)」
 という話を知り、今朝の議会(定例全員協議会)でとりあげました。今朝ほど、駅頭でレポートを配ってから議会に向かう途中で実際に当事者本人にもお話を伺ってましたので、メールの件は事実のようで、大変残念で何とかならないかという思いでいっぱいです。全員協議会は非公式な会議ですが、総務部長が在席していて事実を事実として述べられましたが、「案内は、代わりに観光案内窓口がある」、と言うのみでした。あの時間帯に、あの便利な立ち位置で、暑い日も寒い日も、見事にどのバスに乗ればいいのか、どのバスが早く目的地に着くのか、答えることが可能なのでしょうか。
 リストラ決定は民間企業のことですが、公共交通の果たす役割と地域サービスの観点から、リストラが影響することが予想される場合きちんと地元自治体と協議すべきです。

 なんらかの働きかけが必要です。


 さて、議会の在り方検討会が開かれました。そして、厚木市立病院の整備・運営に関する調査研究特別委員会もあり、最後に政務調査費についての会計担当者の会議もありました。それぞれ、内容の濃いもので、それぞれインターネット中継されたので注目された方は見ていただけていたでしょうか。
 しかし、インターネット中継は便利ですが、ナマの議会の動きを見ていただけたほうが臨場感があるし、休憩中のあれやこれやもわかってより議会の姿がわかるのでオススメです。

 議会の在り方検討会、では丁寧に時間をかけながら、各会派の意見をきちんと出しながら、あの言葉は削ったほうがいい、いややっぱり残したほうがいい、などという細かな点まで議論しています。自治基本条例に載せる議会の部分の記述について、議会側の考え方をまとめあげていますが基本線が合意できてきました。あとは正副の会長のとりまとめを経て来月9日の会議で調整することになります。

 市立病院については2時間ほどかかりました。行政側の準備も急ピッチで進むことが考えられる中で市民の意見を代表すべく議会の側も3月の議会中には「中間報告」を発表しようということになりました。今日は各会派から、先に示された「専門委員会の報告書」をふまえて要望などを出し合ったのでした。
 各会派から出された意見、要望はそれぞれ今後いろいろ議論する必要がある重要なものばかりだという印象を受けました。行政の側は来月から基本計画のパブリックコメントを実施することを考えているようで、いよいよ新しい病院建設に向けて具体化する道筋が見えてきたのです。
 市立病院は市民の財産、市民が支えていける参加の側面をどう作っていくか、私の関心はそちらにもあります。受け身の医療ではなく、主体的な医療にする意味でも患者となる市民の側のかかわり方は大切です。

 国会も始まっています。日米関係の転換、ダム行政の転換、旧来の政治からの脱却という局面ではおこるべくしておこっている様々な事態を乗り越えなければなりません。普天間は沖縄のままでいいという、ダムはどんどんつくれという、きちんとそう主張しないくせに、総力を挙げて抵抗しているように見えます。それぞれの持ち場で、事実をきちんと見極める力を持って、ひとつひとつ解決をしていこう。