議員クラブ御中

このところご無沙汰をしておりました。
 週半ばより、北里大学東病院に入院しています。あさって16日からのクラブの研修視察は太陽光発電に関するものなど、私の関心ある部分もあって意欲的に参加のつもりでしたがやむをえず欠席ということで残念です(せっかく料理などにも配慮いただいておりましたのに…。さらに小海線の世界初のハイブリッド車両乗車も本題に勝るとも劣らない興味が)。もとより18日には小腸造影検査を予定していて、12月議会前に体調を調整しておくつもりでしたのですが、ちょっと前倒しになってしまいました。

 議会では現在、議会改革論議が現在進行中なので、多くの議員が参加する今回のような機会はある意味絶好の意見交換の場。議会の改革在り方検討会はメンバーが限られるために、会派内論議やメンバー以外の議員の意見交換は補ってもよいはず。

 最近おおいに注目されている「事業仕分け」も、公開されているというのが大切です。厚木市議会での改革論議が公開で行われていることも当たり前ではありますが、ぜひ他の議会にも伝わってもらえると、という期待があります。

 ちょっと脱線しますが、あるお祝いの場で来賓の後藤衆議院議員が、仕分け人の例の外されたうちに入っていた、と触れた上で「でも仕事はあるんです、皆さん、ムダに感じることがあったら教えてください」と訴えました。正しい姿勢だと思います。目だった場で、会議の場だけが仕事ではないはずで、むしろ地域の声をきちんと聞く仕事こそ大事であると私は確信しています。政権交代から2ヶ月たち、いろいろあれやこれや批判も出てるようですが、建設的に前進させないとなりません。後戻りはできないのですから。

 実は先日、9日、10日と八ッ場に視察してたのですが(非常に勉強になりました。あらためてご報告しますが)すべての地方議員は一度視察をされたほうがよいでしょう(今朝はひ素が基準を超えて検出されたのを国土交通省は隠していた、と報じられていました)。目を塞いではいけない問題がそこにはありました。

 若干、入院で参加予定だった会合などをキャンセルせざるをえなくなったことは申し訳ございませんでした。私はこの際、年に3回の入院くらいは普通だと考えるに至りました。人はそれぞれにウイークポイントがあるでしょう。たまたま私は消化器疾患を持ちますが、弱いところは補い合っていくのも人間社会。私自身の弱点については、その分を補うだけの仕事は約束します。