環境フェアと農大収穫祭

niginigi32009-11-01

 朝9時半から中央公園で環境フェアの開会式・表彰式が行われ参加してきました。厚木市のホームページよると、1万4千人の来場者があったということですがたしかに好天に恵まれてかなりの人数が集まったように見えました。お昼までいろいろなテントを見て回りました。とくに、東京工芸大学工学部ナノ化学科と生命環境化学科による「水質調査隊」のお話を少しでしたがうかがえたのは有意義でした。
 そのあと、農大まで出かけて第10回収穫祭を見てきました。写真はその中で時間をかけて拝見させていただいた作物学研究室の「環境に優しい稲作」のものです。実は昨日も少し時間があったので朝からとなりのぼうさいの丘でおこなわれている野外彫刻展とこの農大の収穫祭を見学したのですが、時間がなくてほとんど見ることがかなわなかったので今日あらためてもう一度出かけたのです。
 「不耕起移植栽培」という言葉は初めて聞きました。いまの農業を研究する学生はこういうことを学ぶものなのかと、未来に向けて頑張る姿に嬉しい思いがしました。水田が環境にプラスの影響を与える研究があることを議会で取り上げたことがあり、その際に同時にメタンガスの発生のマイナス面もあることもあるということを知り、気にはなっていたのですが、この「不耕起移植栽培」ではそれを軽減させることができる、といいます。そのほかのメリットもあり、一方で解決すべきでメリットもあり、とそれぞれについて展示がされていました。学生さんから若干の説明もいただきました。
 そのほか、ポストハーベストの学習をする研究室やいわゆる援農をする同好会の部屋など時間の許す限り見て回ることができました。
 野菜の配布などを行っているため近隣の市民も多数訪れ、畜産関係の動物とのふれあいもできるため子供たちも大勢見えていてにぎわいを見せていました。秋はこうしたイベントがあちこちであり、同時に重なったほうがいいのか悪いのか、悩ましいですが、今年は天候に恵まれたのが何よりでした。