学校行事の延期や中止

niginigi32009-10-28

 インフルエンザの拡大で市内の小中学校の学級閉鎖・学年閉鎖は続いていますが、一度延期して様子を見ていた行事が結局中止になるなど、影響が出ています。学校やPTAから残念な思いが伝わる便りが届きますが、今年は致し方ないでしょう。今日私が拝見した手紙には「ワクチン普及にはまだまだ時間がかかるようです。感染した場合も軽く済みますよう、普段から栄養と睡眠をたっぷり取って子どもたちの基礎体力づくりをがんばりましょう」などと書かれていました。授業数が確保できないことも考えられ冬休み中の登校の可能性など、すでに検討され始めているのでしょうか。
 来週からは本格的に気温も下がるようで、マスク姿も増えることでしょう。(写真は私、ナウシカのようだと思って装着してみました)様々な状況がありますが冷静に対応している日常、しかし医療機関にどれだけのワクチンが来るのかがはっきりしないため情報が伝達できないといいます。医療機関への負担などを考えると、行政がどの段階で情報を住民に公開するのかの判断も重要です。自治体と医療機関の相互連携も含めて、より緊密な意思疎通が望まれます。
 冷静な対処を市民がしている現在ですが、今年の前半、まるでインフルエンザに感染した患者がまるでなにかの犯人かのような報道がなされていたことを思い出します。私は繰り返し、過剰な反応に対して問題として指摘し、病気に対する認識をきちんとすることの必要性を訴えました。これから、おそらく来年の春まで、寒さと乾燥のシーズンを迎えてより注意が必要となるでしょう。社会が、少しでも患者が増加している状況を許容し、ゆとりをもって対応できるようにと思っています。