予算編成方針

niginigi32009-10-02

 今日は予算編成方針が示されているはずです。おそらくかつてなく厳しい見通しの下、担当者には相当の削減方針が示されたことが予想されます。他の自治体に比較して、まれなる財政力を誇りながら今日を迎えている厚木市の次なる舵取りが問われるわけです。週明けには詳細も伝えられることと思います。前例や慣習にとらわれることなく、政権交代の条件を活かして対応をするように議会からもアプローチをすべきでしょう。



 さて、昨日の市内公共施設めぐりの中で、今日は戸室の市営住宅予定地のことについて触れておきます。市営住宅建設の予定で取得したものですが、議会ではこの時期に市営住宅建設は必要があるのかという論議が出ています。このことについてはいずれ議会で私の意見を申し上げる必要がありますが、あの用地がまったく今の時点で有効活用されていないという問題をなんとかしなければなりません。(写真は建設予定地に建てられた看板。地元自治会が鍵を管理しているといいます)

 それこそある用地をある目的で購入したあるいは起債を起こしたとしても、かつての「教育の森」構想から「ぼうさいの丘」への変更を思い出していただきたい、そのことじしんは固定化する必要はないはず、しかもなおのこと政権交代をしたことは、柔軟な対応の可能性を拡大しているはずです。

 市営住宅の必要性はいうまでもなく、担当の言うように募集に対する倍率はいまもなお数十倍ということですから、事業としての必要性はありますが、これだけ民間のアパートなどが経営に苦しんでいる状態ですから、厳しい財政状況を考えれば並行して考える価値はあることでしょう。

 老朽化している木造の市営住宅の建て替えとセットに考えている部分に限定するならば、これは対応の必要がありますが具体的な議論になります。それはまた後日に。

  • 十五夜で小学生全員に豆腐を寄付(海老名市で)

 お隣の海老名市で、7325人の小学生全員にお豆腐が寄付されたという話を聞きました。今年の1月には中学3年生に合格祈願でやはり豆腐を寄付したとのこと。お月見に豆腐がどうのという話ではありませんが、私好みの話。明日の晩に月が顔を見せてくれるかどうかは分かりませんが、自然を大切にする心、季節感を忘れないこと、そして人と人との結びつき、こんなことをお豆腐を通じて感じることができたらいいのではないでしょうか。