決算議会

 今日もいくつか質疑に立ちましたが、決算では経常収支比率が昨年より低くなったという監査委員の意見書をみて、率直な疑問としてわいた「予算の段階である程度数値を予測できるだろう」という点と、であれば年度途中で修正も可能か、という点について。おおむね、まちがいではないようですが、要するに財政の指標というのは、問題にされるときは問題にされるけれど、問題になる前にどこの段階で修正できるのかがはっきりしないと、財政について私たち(議会)は介入できない。ということに疑問を感じたのでした。
 財政健全化に関する指標についても質疑。「将来負担比率」というもの。350%になるとアウト、という指標のようで、昨年もこれについては質疑をしたのですが、引き続きやりました。指標の算定方法については若干の誤解をしていたこともあり、それは理解できたのですが、仮に赤字の団体を抱えていたりした場合に数値だけで判断されてしまってよいのかという思いが私にはあります。かつての「厚木テレコムパーク」のような採算に合わない第三セクターのような例であれば仕方ないでしょうが、赤字でも支えるべき事業というのもあるので一概に数値、指標だけで見るのはどうも抵抗があります。