議会運営委員会など

 昨日は議会運営委員会など半日議会日程がありました。9月議会の初日には、神奈川参議院議員補欠選挙にかかる補正予算が即決で諮られます。決算の委員会付託前の質疑もあり、おそらく総選挙の疲れを癒す暇もなさそうです。
この夏はたしかに日照不足でしょうが、蒸し暑いことにかわりなく体力は消耗します。新型インフルエンザの免疫のない疲れた体には、抵抗力も弱っているから重症化しやすいのではないでしょうか。
私は今年の冬に、インフルエンザ対策として学校や保育所の加湿の配慮を調べました。普通、インフルエンザウイルスは湿度を嫌うと言われてましたから、適温、と適度な湿度が保たれているかが気になったのでした。
しかし、新型はこの高温多湿の環境で拡大しています。おそらくは秋以降、かなり拡大すると推測しておく必要がありそうです。
私がこのブログで何回も言うように、官僚的な上からの「統制」では、感染拡大は止められません。とくに、秋以降は様々な行事や受験対策などがからんで、意識は過剰に反応する危険性があります。冷静に、との呼びかけは意味をなさないでしょう。
うがい、手洗い、と言いますが保育所にせよ学校にせよ、そういうところに力点を置いた施設建設をしてるわけでもなし、日課もゆとりなく、給食時間だってぎりぎりなわけです。多くの生徒が1分かけて丁寧に手洗いしてたら休み時間は返上でしょう。
だから、対策というならばワクチンの安全性確認と補給の保証ができるまでは、日本中がフレックスにしていくほうがよい。通勤通学のラッシュも回避すべきです。体力が弱れば感染にも弱くなりますから。危機管理とは、パニックを未然に防ぐために先手を打つことです。
厚労省の指示を待つことなく、それぞれの現場で、最悪のケースを想定し、その際どうするかを考えて、現場から対策を練り上げていかなければなりません。
学校では長期休校の際の自習指導方針が、保育にかかわる部分では保護者のフレックス勤務の許容、有給休暇の拡大、など、検討すべきではないでしょうか。