余話

 しかし今回の議長選でも、出所不明の話がいくつも耳に入りましたが、誰しもがきな臭い話として受け止めていることは間違いありません。それが2年後なのか6年後なのかは知りませんが、ますます緊張感が漂ってくることになるでしょう。長老になれば個人技で十分だし、あえてギラギラ「メダル」を狙う貪欲さを持つことも執着も弱くなるだろうし、団体戦は面倒くさくなるのかもしれないし、まあそれはそれでそういうことなんでしょう。「メダル」が欲しい、という選手にとっては理由はともかく「メダル」を取らせてくれる「チーム」はありがたい、ということになります。

 執着心を持たないことは理解できなくもありませんが、執着を持つ人の気持ちを理解することも大事です。やっぱり「メダル」はなにがなんでも「メダル」が欲しいと必死に戦った選手のもとにもたらされることになるのでしょうから。

 一方で、なりふりかまわずに「メダル」に到達するようなことばかりになると、観客はしらけてしまいます。モラルやルールのない「グラウンド」では人を感動させることはできないでしょうから。

  • お店で

 総選挙の話題になりました。店主曰く、「国会で3日かけて決まらなかった法案はインターネットに流して国民が決めるというふうにしたらどうか」。
 なるほど。

 直接参加を求める声は強くなっています。単なる政権交代ではなくて、その後の日本の政治の中身がどう変わるかに国民の関心がある、ということでしょう。


  • 夕食

 お世話になっている知人と久しぶりに夕食をともに。知人曰く、「私がいく気に入ったお店がなくなったりすることが多い」。
 
 私のお気に入りだった、一番街のシャノアールもなくなってしまった。高校生の頃から利用して愛着があった喫茶店だったのに、残念なんてもんじゃあない。
 なくなる前に、「お店がなくなるかもしれません! よかったら力を貸してください!」のような、市民が支えるチャンスをつくることは考えられないか?
 
 そんな話をしていました。