食の安全

 日本の食料自給率の向上や、食の安全をどうつくっていくのか、をもっとうちだしてもらいたい。
 日本の企業の持つ技術力や金融の力は、飽和の国内からニーズの高い海外へと移っています。これはグローバル化している国際社会では当然の流れで必然といえますが、国内に踏みとどまって、守るべき技術も必要なのです。採算性や利益率からだけ判断すると国内は短期的にはメリットがないかもしれませんが、技術と国際市場に提供するだけのノウハウをきちんと継承する意味でも、国内市場をないがしろにはできません。
 森林の再生などを含めて、農業政策をきちんと確立することを国民に提示して総選挙以降も継続して政策実現に国民参加を呼びかけるべきです。国民運動を提起する上で今回の総選挙は絶好のチャンスでもあるはずです。政権交代は、国民の変革への期待とエネルギーを集約した結果の上に成り立つものでしょう。

 ほかのテーマもありますが、まずは人間は食べることから。食料自給率向上を軸にすえた経済の建て直しと内需の拡大という「軸」を確立すべきではないかと。 



 ところで。民主党浅尾慶一郎参議院議員衆院神奈川4区から出馬の意向を示したといいます。選挙区の逗子市や鎌倉市では系列の市議が民主党に離党届を出したと報じられていました。あまりプラスには思えませんがいかがでしょう。
 横浜の中田市長が任期を前に辞職するという報道にも驚きました。政治の激動期、まだまだ何が起こってもおかしくはないのでしょうね。