咳をしたら非国民?

 ア・リトル・パニック。ミニ・パニック。どう表現したらよいか。
 危機感をあおったところで、事態は解決しないのに、あおるマスコミと無策の政府。相変わらずインフルエンザ騒動の中で、季節性と変わらないという説と安易な判断はできないという説がまだ双方存在していますし、マスク神話を振り撒いたり、市場で不足してきたら効果があまりないという話まで出してみたり。

 いろいろと不確定要素があるために国民に動揺が広がっています。今日の全員協議会の中でも報告が一定ありましたが、ようするに明日(に出されると言われている)の厚労省方針待ち、対策としては完全に後手に回っている印象です。かつてから申し上げていますように、学校や保育所を休みにするならば、保護者の休業補償が問題になるのは必然でしょうに、そこは完全ではないまま。さまざまな自粛を「強制」しておきながら、また不安の解消よりも、ただひたすら「冷静に」「予防を」という言葉を繰り返しているだけで、大騒ぎや大慌てをたしなめることはしないのです。

 さて、行動計画はどこまで手を入れるつもりなのか。大いに注目しています。