10日の都市経済常任委員会で

 報告が相当遅くなりました。しかも、まだ十分報告できるほどまとまっているわけではないので。準備した質疑予定のうち7割ほどは質疑に当てられましたが、やはり、委員会の質疑というものはすでにその段階で修正を加えられるほど甘くはないので、結果的に事実上譲歩をしたことになってしまいます。これが続くと、消耗するのですが、あまりこんなものだと慣れないようにしなければなりません。
 政策会議に出席しているのは企画、財務、総務、教育総務の各部長と3役ですが、都市部方面がまったく関与していないのは私は疑問です。都市整備関連、工事などを担当する部署と綿密に情報交換するべきであり、なおかつまちづくりの上での重要なポジションを占める都市計画部門を持つ都市部長も当然政策会議の構成員になるべきでしょう。
 病院建設についても、結局市街地調整区域に建設が難しくなったというのは都市計画法の変更によるものでした。このように、そうした都市計画法を所管する部署が政策に与える影響は大変大きいといえます。
 委員会でも主張したように、市長も副市長も道路などハード部門が詳しいからか、政策会議に常時出席していない不便を感じないのが原因かと思いたくなりますが、総合計画スタートの年、予算もかなり無理をして編成しているように見受けられるわけですが、余計な心配ということでしょうか。
 印象に残った質疑については、後日報告できるようにしたいとは思っています。