異物混入

 学校給食への異物混入について、教育長名で情報提供がありました。
 3月4日、市内の単独調理場校において提供した給食に、1.5センチの針金が混入していたといいます。児童には怪我はなかった模様。「鯖の塩焼き」の骨と思ったことろ針金だった様子です。教育委員会では調査の内容から「原産国での加工の段階で混入したように思われます」としています。
 児童に大事がなくて何よりでしたが、軽視してはならない問題だと言えます。地産地消をすすめていながらかたやどこのものやらという鯖を使わざるをえない給食、しかも自校方式の学校からの話で、大変問題が大きい。調理場をつくるために多額の費用を使ったはいいけれど、食材に安全なものを使えないのなら全くもって意味がないのではないでしょうか?

  • コスモシアター

 今日は予算の委員会(都市経済)の準備にあてつつ市民福祉常任委員会の傍聴を行っていました。条例や予算についての審議については重要なものもあったので時間を割いてメモをとりましたが、この委員会は扱っている範囲も多いので、どうしてももう少し詳しく迫りたいと思う部分があります。傍聴の身なので、口出しはできませんが。とは言いながら休憩中に情報収集はしています。
 条例審査の中で、プラネタリウム改修、の議案がありました。これがコスモシアターという最新機種のぷらネタを導入し、施設をリニューアルして利用時間も拡大していくというものでしたが、私はなお、納得していません。
 私は小学校5年生から渋谷のプラネタリウムに毎月通い、中学校では天文部に属し、当然今でも天文ファンであることは間違いありません。子ども科学館のプラネタリウムも一度操作をさせていただいたこともあります。本会議でも質疑しましたが、3千万円以上を投じるのがこんなに簡単にできてしまうことに抵抗があります。本会議では、建物自体すなわちシティプラザの老朽化もあるが、プラネタリウムだけ先行して手を入れるのはなぜか。天文同好会などの育成とどう結合するか。本厚木駅東口近くの立地条件でありながら高校生や大学生、一般の天文ファンを対象としたものに現状は投影時間が対応していない。などの疑問を投げかけました。
 今日の委員会をうかがってもなお、利用者の声があったことや最新機種が相当安くなったなどの説明は理解したものの、緊急に行う必要があると判断した理由にはならないと私は思います。
 天文ファンには申し訳ないけれど、財政難が言われ、今日の委員会でも敬老金は縮小されたり、国民健康保険料は負担増になる可能性もあるという状況下で、しかも市長は自ら給料を2割も減額するというのに、あまりにつりあいがとれないではないでしょうか? せめてプラネタリウム再建、科学を愛する市民の輪を広げる有志でいろいろの準備活動をおこない(市民協働とはこういうことでは?)、運営にもかかわっていただくなり、そういう道筋を作り、行政への働きかけも強力に進めてもらったうえで検討に乗せる、こうした過程は必要なのではないでしょうか?
 半年、1年待つこと、によって致命的になるとは思えませんがいかがでしょうか。