一般質問終わる

 一般質問3日目が終わりました。20人の議員の質問を通じて、それぞれの立場、それぞれの観点からの取り上げ方であらたにわかったこともあり、参考になるものでした。
 ところで、この間に40項目近くの資料請求をしました。請求した資料の中で、総合計画の基本計画について、代表的な指標以外の指標を求めて資料を依頼したところ、「そうした指標はない」との担当からの説明。代表的な指標というのは指標を代表するからこそ「代表」なんではないのでしょうか? 基本計画の代表的な指標については私はそれが代表的な指標とは認められないものが多く、その他の指標をきちんと明示していただかないと納得がいかないのです。
 さらに、総合計画の実施計画の、財政推計の歳出における3年間見通しのうち、消費的経費の内訳を求めたところ、これも難しいというようなニュアンスの担当からの話がありました。消費的経費の内訳、つまり扶助費はいくらになるとか、そうした中身が確定していないとすれば、示された数値は一体何を根拠にはじき出されたものなのか。総合計画というのはアバウトでいいものだということなのか?将来計画なので厳密にはならない部分もあろうけれど、3年間の実施計画くらいは最低限の算出に根拠を持たせるのは必要ではないのでしょうか?
 そしてさらに、総合計画の新規事業の成立過程についての資料を求めたところ(たとえば自治会からの要望に基づくものか、市民職員検討会の提言に基づくのか、市長の指示かなど)、これも総合計画の担当が言うには「時間がかかる」と。第9次総合計画はすでに成立していますが、このくらいは即答してほしいものです。