予算質疑

 新総合計画スタートの新年度予算とあって、今回は一般質問でストレートに予算について通告をしている議員が目立ちます。あるいは総合計画についてという形での通告も含めれば大多数が新年度予算に何らかの形でからむ一般質問になりそうです。予算そのものについてという形であれば、今日の予算提案の段階で質疑をしておくのが本来必要なことで、議案として提案され質疑を終了し委員会に付託をされた状態で、一般質問で本会議で予算本体にかかわる部分を議論するのは避けたほうが好ましいはず。とすると、今のような予算の提案・質疑の在り方だと議員は質問をしづらいかもしれません。予算に限っては総括質疑として通告制、時間配分を会派ごと、などに変えていったほうがよいのではないか。
 今回は、もう少し細かいことも聞けばよかったかもしれません。若手のうちは、結構細かいことを聞いて、委員会でやれ!なんてヤジはしょっちゅう受けてましたが、気にしないで平気で質問していました。委員会には市長が出席しないので、ぜひ市長に聞きたい、と思って質問するわけです。たいがいは市長は答えず、部長答弁となるのですが、やり取りを経て、相互に鍛えられ、市民に議会の姿を見せる機会を作ることになるので元気に質問しよう。よく、部長は質問しないと「ありがとうございました」と言うのですが、そういうことが少なくなるように。若手にはとくに、1問くらいは市長に「なぜ○○の予算を組みたいと思ったのか?」とか「施政方針でこうこう述べた割には○○が少なくないか」とか、一言でも構わないから盛り上げてほしいもの。
 さて、財政が厳しいと言いながら過去5年間で最高の投資的経費(94億5千万円)を計上したという予算、やはり私はそこがポイントと考え質問を絞ったのでした。予算編成の過程でどういう経過を経たのかが一番知りたかったことでしたが、政策会議の情報公開、とかいう割にはなんだかよく経過がわからない答弁だったという印象。本会議だから答えられなかったのかもしれませんが、それもまた、公開の精神に翳りを感じてしまいます。

 一般質問は週明け、3月に入っての月曜から3日間、私の出番は3月2日(月)のおそらく午後3時ごろからでしょう。