共産党、給付金事務費の補正予算に賛成!?

 今日は2月議会の初日、市長の施政方針の演説や新条例、条例改正の提案、質疑が行われました。さらに、今日は定額給付金の事務費についての補正予算が追加提出され、即決で採決が行われました。表題のように、共産党の議員が疑問点についての質疑の後、反対はできないと表明した上で採決で賛成をしました。
 事務費の執行が遅れることの批判を受けるのがいやだったのか、これまでの経緯を考えると不思議でなりませんが、国と地方でのスタンスの違いは問題にならないのでしょうか。国会での第2次補正予算は通過していますが、この流れは麻生内閣支持率低下の中で、私たちの見えないところで国会のシナリオが別に存在しているのではないかと疑心暗鬼にさせられます。
 厚木市議会では、国会通過の後、別立てで給付金本体の補正予算も新たに提案される予定になっています。国策でありながら自治事務といい、自治事務でありながら実質的に地方に裁量もなく、国で決める前に事務的に既成事実化が進められる、こんな事態を私は認めたくないので、質疑・討論を行いました。もう少し反対者が多いかと思いましたが、事務費切り離し作戦の効果なのか、反対が少数でこの補正予算は成立しました。私自身はこの補正予算に反対したことを後悔する日は決して訪れることはないと確信していますが、歴史的な激動期に政治にかかわる厳しさをも感じさせられました。

 
 議会での質疑は、一般会計補正予算介護保険特別会計補正予算、や、市長の給料の2割カットの条例改正、企業誘致条例に代わる立地促進条例、「介護従事者処遇改善臨時特例交付金基金条例」やプラネタリウムを新しく「コスモシアター」にする条例など、について行いました。市長答弁もあったのでひとまず一安心、これからの本会議の議論が大いに期待できそうです!
 明日はいよいよ新年度予算についての質疑です。(今日は速報、ということで質疑の概要はまとめて改めてお伝えできると思います)