網走・2日目

niginigi32009-02-06

 網走・流氷祭りの開会式に参加、厳寒の中での1時間弱、マイナスの気温の痛さを感じました。友好都市訪問で同時に来ている天童市糸満市の面々を代表して糸満市長が挨拶をしましたが、出かけてくるときは扇風機を回していたといいながらこの寒さの中では長くは話せないと話していました。本当にそのとおり、慣れていない私たちには長居は無理。後刻、網走市議会議長が「これが北国の日常なんです」と語ってくれましたが、そのことの現実が突きつける問題こそ、考えるべき課題だと気づかされます。なお、イベントの案内役を務める網走パタラ(写真はパタラが記念品を配布しているところ)は北方少数民族ウィルタ族の言葉でお嬢さんという意味のようでした。オホーツクには独自の文化があったことをこうした形で継承しようということは大切だと思います。少数民族問題に関心のある私、ついつい、このウィルタ族に関心を奪われてしまいました。
 例年にない暖冬ということで流氷にはめぐり合えませんでしたが、東京農業大学オホーツクキャンパスへの訪問も非常に意義のある機会となりました。これは機会を改めて報告します。