銚子市立病院視察

niginigi32009-01-30

 昨日29日、銚子市立病院(休止中)の視察に行ってまいりました。すでに市長の解職請求(リコール)の署名提出もあり、3月末にも住民投票があるかもしれない、という状況の中で、大変緊張感のある庁内の雰囲気を感じ取ってきました。
 まずは、私はたった一人の視察でありながら、会派視察として受け入れていただけたことには感謝をしなければなりません。というのは、銚子議会事務局職員のお話によると、銚子市議会の議員が、病院の関係で視察を申し入れても受け入れてもらえず断られることが多かった、というからです。もし本当の話ならとんでもない話です。予算編成の時期でもあり、国政・給付金がらみで大変、など自治体職員の多忙は理解します。しかし、調査を目的とした議会の視察を断るなどというのは、よほどのことがない限りはすべきではないことでしょう。
 さて、傍から見れば、病院の休止は当然避けるべきだったでしょう。そうしなかった判断は問題と思われます。やはりどこの公立病院も同じ課題でしょうが、経営だけから評価していったら成り立たないのは明らかですし、国の政策転換までは緊急措置として維持するほか方策はないはずです。千葉県知事と協議を重ねてきた上で、とのことですが、機能はあまり詳細までは伺えませんでしたが、知事は公設公営にはこだわりがあったようです。もう少し、県としての介入があってもよかったように思えましたがどうでしょう。
 休止中の病院内も見せていただきましたが、一刻も早く再開されることを心より願っております。