オバマ米新大統領誕生!

 私はアメリカという帝国において、黒人大統領が誕生したことは素直に嬉しい。解放の戦いがあり、今もなおその途上にある黒人が、このように世界中で大いに注目を集めていることこそ、大きな意義があるといえるでしょう。歴史とはこのように前進するものなのだと、世界中の人々と共有できると思います。
 
 アメリカ共和党の敗北は必然だったかもしれませんが、女性大統領誕生を飛び越えて、一気にオバマ勝利に導いたのは世界的な金融危機の深さと並大抵の改革では克服できないだろうと感じる大衆の感情だったでしょう。
 課題も多いのは当たり前、その課題は今後、アメリカ以外の各国の政治変革に委ねられたともいえます。今年は行動の年、一歩動けば必ず前に進む。

 それにしても、国民が直接トップを選べる大統領制のダイナミズムを見ると、国会議員の中から首相が選ばれるというシステムが変革のスピードを遅らせている要因のようにも思えてなりません。

ところで、報道で触れられていますが、イスラエルの攻撃についてオバマ氏が沈黙している、と。変わる面と変わらない面が共存するのはこれもまた必然で、アメリカにおける対イスラエル政策はその重要な部分でもあります。が、それはオバマ氏だけに下駄を預けるべき問題でもないということも明らかです。
 先日、ガザへの攻撃をやめろと書きましたが、仲間のブログ(座間市議・おきなが明久氏の1月19日のブログ)を最後に紹介させていただきます。
そのブログでは「攻撃の非対称性」として、
ガザ:死者1300人以上。負傷者約5300人。崩壊した住宅4000戸。国連施設への避難民4万5000人。
イスラエル:死者13人(兵士10人、民間人3人)
と、比較し、イスラエル側の論理矛盾を批判しています。ジャーナリズムの広河隆一さんのメディアへの警鐘(メディアとガザ報道)なども含めて触れられていますので、ぜひ覗いてみてください。なお、そのブログで書かれていましたパレスチナ子どものキャンペーンについて、ここでも紹介をさせていただきます。

パレスチナ子どものキャンペーンより
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★ガザ封鎖解除署名を継続しています
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ガザへの軍事侵攻が始まる以前の12月1日から開始した、「日本政府に対してガザの封鎖解除への積極的な働きかけを求める」NGO共同署名は継続中です。

戦争状態になって、逃げることもできないし、物資も入ってこないという封鎖のむごたらしさがようやく世界に知られるようになりました。この封鎖の解除を求める署名は、いままで以上に強い意味を持っています。

まだ署名をしていない方はぜひ、ご協力ください。
いま署名は、ネット上だけでも3600人を突破しています。
また毎日たくさんの署名用紙も届いています。

★PCからの署名 

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★緊急募金にご協力ください
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上記の医療と食料の支援を広げるための緊急募金を呼びかけていますので、ぜひご協力ください。

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■郵便払込
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加入者名: パレスチナ子供のキャンペーン
口座番号: 00160-7-177367

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■銀行振込
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みずほ銀行 高田馬場支店 普通8030448
口座:パレスチナ子どものキャンペーン

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ジャパンネット銀行による決済
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オンライン寄付サイトGive One 
クレジットカードによる寄付が可能です

またはNGOサポート募金 

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