南毛利中学校、校舎建て替え

 今日は、議会運営委員会協議会の前に、市長から携帯に電話があり、昼休みに例の問題でお会いしました。昨日私が秘書課に電話した件ですが、市長は「怒ってます」と。「地方分権をこんなときに持ち出して!」とひとしきり。現実的には、1800万円で所得制限をかけたとして厚木市の場合は250人くらいが該当するのでは、という見通しのようでしたが、まだ具体的ではない部分ばかりなので、推移を注視するという状況のようでした。

 さて。議会運営委員会などの討議内容は後にしまして。まずは表題の「南毛利中学校の建て替え」について。
 昭和47年建設の同校北棟校舎はコンクリート強度調査を3回行った結果、いずれも基準値以下で、耐震補強工事が意味を成さない状態であることが判明、今日の議会の代表者会議、臨時全員協議会での報告で緊急に仮設校舎建設の予算を専決処分したい旨が伝えられました。
 明日14日、明後日15日に学校で説明会を行うことや、仮設校舎建設までは特別教室などの使用などで対応すること、仮校舎はテニスコートに建設すること、などが各議員の質疑などを通じて明らかになりました。施工業者はすでに倒産していて、かなり以前の工事でもあるために疎漏工事で瑕疵があったかどうかを証明することが難しい、というのが今日段階の当局答弁でした。ここはいたしかたないですが、緊急事態であるため、生徒、保護者の了解をきちんと得ながら工事を進めていただきたいです。受験前、試験前、というただでさえ神経を使う時期でもあり、よくよく考えて対応していただきたいものです。行政も、できる限りのバックアップをしていただきたい。

  • 第9次厚木市総合計画についての説明

 議会運営委員会協議会で一般質問の割り振りやインターネット中継に際しての決め事などを協議(私は委員外議員でオブザーバー参加)したのちに、自治基本条例の学習会を全議員参加(原則)でおこない、それから第9次総合計画についての説明を臨時全員協議会で受けました。

 まもなく始まる12月議会の中で質疑が予定されていますので、今日は説明を受けただけですが、市長になったら、前の市長の下で作られた総合計画ではやりたくないものなんだろうなあ。という感想を持ちました。当然、前進はしていると評価すべきでしょう。ただ、改訂版ハートプランとはその意味はどう違うのか。真価は具体的な内容を通じてしかわかりません。為政者が、この総合計画の策定で俄然力を出し切って、持てる力以上の力を出すことができるのであれば、それにこしたことはないのかもしれません。  でも、まとめあげられた資料を見たところわかるのは、行政の底力。残念ながら、まだ市民の、さまざまな可能性を秘めた斬新さを感じさせられたわけではありませんでした。欲張り?