事故米

35(円という単価)

昨日の続きです。担当の課長とじかに会い説明を聞きました。
 まず、誤解があったのは、3月以降は使用していないというのは、選定されなかったからではなく、たまたま、厚焼き玉子がメニューになかったためだということが判明しました。ちなみに昨日、課長が答えた「味です」の真意は、昨年10月段階で当該メニューを選んだ基準が「味」だったのだということも明らかになりました。
 これは資料を提示してもらいながら確認したので間違いありませんが、この厚焼き玉子が単価35円で、別の会社のものが単価33円でした。2円高いのにこちらの(問題があるほうの)商品を選んだのですが、欄外に「味」と書き込まれマルで囲まれていました。つまり、選定委員会の舌は、問題があるほうを選んでしまったのでした。
 
 こうした事件が続くと、学校給食に対する信頼が失われます。すでに保護者からは弁当を持たせたい、との声も出てきているようです。コストダウンを優先させてきた学校給食に対して鳴らされた警鐘に教育委員会はどう応えるべきか。まさか、給食をやめるなどという愚かな判断はしないことと思いますが。