47歳

 先日47歳になりました。このくらいの歳というのは、なってみると意外に元気なものだということがわかります。もちろん、私は特定疾患もあり、気の長い治療は当たり前のことですが、ずいぶん元気だと実感しています。

 そういう意味では、議員1期目、たとえば28歳のころは、元気とやる気だけで日常を回転させていたよう。それでも、そういうパワーはなにかしらの牽引力にはなるもの、若手がガンガン突き上げると世の中も拓ける〜、そう信じて疑いませんでした。怖いもの知らずで、遠慮もしないで、年配の議員から「俺はお前の先輩だよな?」とお叱りを受けていたあの頃。生意気であったことでしょう。

 ということは、当然今も、そう思われているということになるのでしょう。ただ、まわりも諦めてくれているのかもしれませんね。

 今日は農業委員会の農政部会、来年度の厚木市に対して、農業委員会から提出する建議の内容を詰めていました。真剣な議論ができてとてもよかった。非公式会議なんで議事録はありませんが、よい内容の建議が出来上がりそうだと言うことができます。

 私は、農業後継者問題にせよ(市内農業経営者のうち70歳以上が47%)、荒廃地問題にせよ(市内の耕作放棄地は47ヘクタール、経営耕地面積の4.9%)、農家に対する戸別補償がカギだ、と主張して、ほかの数人の委員さんからも同意見の提案があり、盛り込まれました。さらに議論をしたならば、その実現可能性や課題についての議論もできたことでしょうが、今日は大枠での一致が目的ですので、その方向性が打ち出せただけでも私は大いに満足しています。
 もちろん、戸別補償問題は厚木市が解決する問題ではないので、厚木市として国に働きかけるべしというものです。ですので、この建議を受けて、市長がどういう姿勢を示すかが次のラウンドになるのです。
 次の農業委員会は12日、農地パトロールと獣害防護柵の視察を行う予定です。地産地消、食の安全確保のために、農業委員会の仕事に就けたことは幸運でした。私の農業委員としての任期は残り少なくなりましたが、全力で頑張ります。

  • 厚木市でも「単品スライド」適用

 今日付けで、厚木市も単品スライドを工事請負契約に適用することにしたと通知されました。参考:神奈川県の「単品スライド」

 こうした補償は資材高騰、燃料高騰の折、必要な措置ではあります。そうすると、さらにこうした影響を受けているすべての市民を対象にする必要が生じます。と私は考えています。