攻防

 今日は、このところ集中して仕事している農業委員会関連のことについて、書こうかなと思っていましたが、どうしてもキャンプ座間について触れておかねばと思い、少しだけ触れさせていただきます。
 最後の砦、だったと思います。全国で米軍施設を抱える自治体は多く、その中で、基地交付金という国の露骨な誘導策に翻弄されて、座間以外の自治体は本意でないながらも恭順の姿勢を示していったのでした。座間市は最後の砦だったと私は思います。
 外野からあれやこれや論評するにはあまりに申し訳なく思います。関係者も苦渋の選択であろう、そして何より事態を心配しながらもどうしていいのか戸惑う市民こそ、気の毒でなりません。
 財政力のない自治体に対して、交付金の有無は住民サービスへの影響を考えると軽視できるものではありません。そうした中で、よくぞ孤軍奮闘、大きな市民運動を展開し頑張ってこられたことに敬意を表したいと思います。岩国では住民投票にまでなりました。国家の防衛政策は国の専権事項という旧来の主張はまだ残っていますが、住民の意思をないがしろにしてまで基地を存続・強化させていいのかというきわめて当たり前の自治意識は間違いなく新しい日本を作り上げていく基礎になると思います。
 
 いや。まだ負けたわけではないぞ! 負けてなるものか。

 参考に、座間市議会議員おきなが明久さんのブログを紹介します。
http://okinaga.way-nifty.com/weblog/