厚木市文化会館30周年記念

 9月に行われる予定の厚木市文化会館・30周年記念の音楽劇は、すでに市民の参加で作り上げるというテーマで100名が公募されています。オーディションの参加総数は324名だということです。
 この市民参加音楽劇について、案内その他が郵送されてきまして、拝見したところ、扉座主宰の横内謙介さんからの「ごあいさつ」がありましたので、その内容をご紹介させていただきます。

 ごあいさつ

 9月6日、7日に行われる市民参加音楽劇『リバーソング』へのご理解とご協力をどうぞよろしくお願い致します。
 これはたった2日の公演ですが、その場限りのイベントではなく、これをキッカケに様々な文化的ブームメントが市民の間に起きることを期待して、取り組んでゆくものです。
 そういう意味で、2日間の公演よりも、そこに至る半年の準備、稽古の過程で、人と人が出会い、刺激し合い、新しい絆を結ぶことが何より大切なテーマです。
 元フォーク・クルセイダースで、最近は舞台や映画の音楽でも活躍なさっている加藤和彦さんに、我らが故郷・厚木を歌う、テーマソングを新曲で創って頂いたり、小泉今日子さんや榊原郁恵さんら大スターにも活躍して頂きますが、主役はあくまでも公募参加の市民たちです。
 近年さまざまな面でちょっと停滞感の漂う厚木ですが、まだまだ元気な厚木の姿を広く世に示したいと思います。そしてここから、更に新しい発想や、動きが起こり、厚木再生の場になって欲しいと思います。
 そのために市も、予算を用意してくれました。けれど現実的にはいろいろと不足がある状態です。
 そこで皆様に、ご協力をお願いする次第です。
 大きな金額でなくても構いません、またお金に限らず、舞台に必要な物品や、稽古中に使用する、あるいは消費する日常品なども歓迎します。
 どんなカタチにせよ、皆さんのお寄せ下さるお気持ちが、新たな絆を生み、それが大きく膨らんで、厚木の元気になってゆくと思います。
 この公演を創りあげてゆく過程そのものが、人を創り、人を励まし、人を結ぶ、新しい祭となりますように。
 どうぞよろしくお願い致します。
      『リバーソング』作・演出 横内謙介

 ご関心ある方は、ここでは割愛しますが、舞台成功に向けた具体的な応援のメニューも提案されていますので、ぜひ厚木市文化振興財団まで、お問い合わせください。

  • 劇団扉座第41回公演 お伽の棺

 韓国での公演を終えたら16日(金)から19日(月)まで、東京・六本木のテレビ朝日・多目的スペースumu での公演、21日(水)には厚木市文化会館での公演があります。横内版「鶴の恩返し」は鶴=異人という解釈で、韓国人キャストを当てて今回は行われるということで注目されています。(劇団扉座HP