あいた口がふさがらない

 長寿医療制度ぉぉ??
 なんじゃそりゃ
 中身を変えろという指示ならまだしも、名前を変えろと。しかも、その意味も意図もよくわからない。名前を変えろというくらいなんだから、批判があるということは認めてすり抜けたいという意図? 後期高齢者という分け方がよくないということは、そもそも中身がよくないという意味? じゃあ前期高齢者という言い方も今後はしない?

 これは現場は混乱するでしょうねえ。私は議会でも一貫してこの制度のスタートに反対し続けてきましたけれど、疑問を持ち、首を傾げながらもこの制度を準備してきた地方の事務屋さんたちは怒らないのでしょうかしら。

 民主党に一言言いたい、後期高齢者医療制度に国では反対していくということらしいけれど、地方でもきちんと反対の意見を表明してほしい。

 しかし、一国の首相がこれではなー。まいった。
 私は、直近の民意を反映させるために、早期解散・総選挙で衆議院にも民意を反映させるしかないと思っています。直近の民意とはこの間の参議院選挙ですが、新聞含めてよくねじれ国会で野党が参議院で抵抗しているといいますが、民意を軸に考えると抵抗しているのは衆議院自民党と公明とであって、また暫定税率問題で再議決を考えているというのもますます混乱に拍車をかける、国民生活度外視の姿勢です。
 一部報道では福田首相の提案に乗らない民主党を、地方の混乱など目に入らない民主党、のようなひどい言い方で世論誘導を図っているようですが、政権交代を経験したことのないマスコミは、ことほどさように現状肯定になるのかと言いたくなります。
 
 じっさい、名前ではなく、こんな間違った医療制度は一日も早くやめるにこしたことない。全国の広域連合および地方自治体職員には大変気の毒ではありますが、着々と「廃止」の可能性を想定してその場合の事務も考えていおいてほしいものです。

  •  トラオ、ご苦労さま

 先だっての土曜、日曜と厚木市文化会館で劇団扉座の公演がおこなわれました。初の野外公演ということで、私も久しぶりに観劇の時間をとりました。まずは、たくさんの子どもたちの参加もあったようで、成功おめでとう。厚木シアタープロジェクト市民応援団の皆さんもお疲れ様でした。厚木市の文化事業を市民運動として支えようと10年以上にわたり活動されてきたことに、敬意を表したいと思います。
 さて、秋には扉座主宰の横内さんを中心に、小泉今日子さんや榊原郁恵さんも出演する市民参加型の演劇も予定されています。すでに締め切られた公募者は100名の枠に200名を超える応募があったらしいですね。これから毎月練習をされるようですが、ぜひ頑張っていただきたいと思います。