ガソリン代、値下げ実現!

 1月29日にホームページのトップを更新しまして、メインを「暫定税率廃止を」というものにして以来、あえて更新をせずにアピールの姿勢をとり続けてきたのですが、ついに今日4月1日、暫定税率は失効、タイムラグはあるにせよ、ガソリン代の値下げが実現することになりました。
 福田首相の姿勢は日替わりメニューのように二転三転し、いまのところ再議決して暫定税率の復活を考えているようですが、この1ヶ月で必ずそういうシナリオ通りになるとは言えません。
 円高の進行や株価の低迷の背景にアメリカの景気後退があるように、日本の国民の世論の背景には格差の拡大があり、とくに生活必需品関係の物価上昇は生活を直撃しているからです。
 今度の再議決は、国民生活を犠牲にしてでも利権を守るために、ありとあらゆる「大義名分」を探し出して国民を騙そうというものになります。国民がそのことをどう思うか、そして与党がその状況をどのように考えるのかにかかってくると思われます。
 生活を守るために政治はあるのであって、そのためにやれることをやらないのは怠慢です。知事の中で、暫定税率の失効によって医療や福祉が後退する、などとのたまっているのがいるようですが、こういう発言は許せんな〜!

 制度の開始に対して、疑問を持ち、条例や予算に反対をしましたが、ついに新しい医療保険制度が始まります。始まりますが、75歳以上の当事者たちは、この制度をよくわからない人が多くいらっしゃいます。
 周知を求めての事かどうかは定かではありませんが、このほど国民健康保険中央会が新聞折込で制度案内のチラシを入れました。書かれている中で、誇大広告のような、ばら色のうたい文句がありますので紹介しておきます。
 
 後期高齢者医療制度においても、74歳までの方と変わらず、必要な医療を受けることができます。
 また、後期高齢者は、複数の病気にかかったり、治療が長期に渡ったりする傾向があり、こうした特性を踏まえて、次のような後期高齢者の方々の生活を支える医療をめざします。
 1.主治医に心身全体を継続的に診てもらえる医療
 糖尿病などの慢性疾患をお持ちの方は、ご希望に応じて、ご自身に選んでいただいた主治医から、心身の特性に見合った外来診療を継続的に受けられます。なお、主治医以外の医師にかかっていただいても構いませんし、変更していただいても構いません。
 2.在宅で安心して療養できる医療
 在宅で安心して療養生活を送られるよう、退院時の支援や訪問看護の充実、さらには医師や看護士など医療の専門家と福祉サービスの提供者との連携により、在宅での生活を支える医療を受けられます。
 3.安心して看取ってもらえる医療
 後期高齢者の方本人のみならず、家族や医療従事者と共同で、ご本人の希望に沿った、納得できる終末期の医療を受けられます。

 というもの。(部分抜粋)
 在宅で安心して、など、そういうことが保証される体制もないまま進めているくせに。