市立病院、婦人科再開へ

 昨日の記者会見で正式に発表となりましたが、いよいよ市立病院の婦人科が再開になります。議会最終日の討論でもふれましたが、秋以降にはなんとかお産に対応できる体制ができるように、全力を尽くしていただきたいと思います。

 
-人事異動 
 昨日はやたらにちょっと一癖もふた癖もある(胡散臭いというといいすぎだけど)人たちが市役所を徘徊していて、なぜかなと思っていたが、人事の内示があったのでありました。前市長の覚えめでたき人がなぜにもっと左遷されないのかなどと、いう露骨な声も聞かれ、市役所人事の背景にあるものをあからさまに感じてしまった。彼らは当然坊主憎けりゃ袈裟まで、干され続けた12年間の恨みもあるのか、吐き出しまくる勢いです。
 市長の交代は望ましい結果だし、議会最終日の討論(意見表明)でも述べましたが、厚木市民の多くの期待の結果だといえます。が、これも討論で強調したのですが、それらの期待はかなり幅が広いのも事実。前市長が憎いという人もいれば、政策でという人もいるし、何より市長が一番(というかそれだけか)訴えた多選批判を支持した人も多いはずです。期待のベクトルは八方に向っているのです。
 たいしたサプライズもない人事でしたが、私は、難問が何も解決したわけではないという厚木市の、今後を乗り切るためには役所の人事なんて小事であると思っています。


 -消費者はこんな野菜を求めてる 
 今日一番触れたかったテーマが最後になってしまいました。厚木市農業委員会と都市農業対策協議会の主催で行われた『都市農業対策研究会』で、とっても面白い講演を聴けました、講演のテーマが表題の「消費者はこんな野菜を求めてる−八百屋さんの視点」でした。
 八百屋塾で精力的に活動している「丸シフルーツ」の店長・宍戸さんのお話は、まったくメモを取る必要がないくらい、全て頭に入る内容でした。

 美味しいと思えるものを選んで、実際に食べてみて、生産者とつながりを持って、それを消費者に提供する。美味しい食べ方を紹介もする。決して安く売ることはしない。産地バスツアーを企画して、生産者と消費者を結び付けようとする。
 こうした実践を通じて、生産者にも、消費者にも、流通にも様々な向上心を求めているというのがこの上なく素晴らしい。商店街の活性化についても、最高のヒントを与えていただいたと私は思っています。お話の内容からすると、消費者一般から商業関連の方々まで、あるいは子ども達を対象として、など多くの人々に聞いていただきたいものだったと思います。
 行政になんか、全く頼っていない、という姿勢が感じられたのも大いにうなずけました。納得〜! 

 ところで地産地消、って一発で変換されるようにならないのが気に喰わない。ふつーに使っている言葉になってきてるんではないか?