人事

 国会では日銀総裁の人事が焦点化していますが、今日、厚木市では市長召集の議会代表者会議が行われ、新しい副市長人事について、市長からお話がありました。14日の金曜日の議会運営委員会に追加議案として提案されます。
 地方自治法の規定によって議会の同意が必要な案件ではありますが、副市長人事なるものは対案が出しにくい案件で、議会の同意の意味は実質的にはないように思えます。
 退任されることになる都高副市長は、私とは議会で質問をやり取りする機会が多かった人でした。市立病院の移譲問題やごみ処理広域化一部事務組合設立など、前市長時代の懸案・難問を担当していたという印象があります。市長が変わった後も不安定な市長交代直後の時期から、1年間引き続き補佐役を勤めてきたわけです。このブログは職員もよく見ているようですからあれやこれやと書くわけにはいきませんが、人事は予算と不可分ですから、これを機に市長の政策がより強く打ち出されてくるだろう。そのことだけはまちがいありません。人事(組織)と予算、施政方針は不可分。人事配置は予算をどう執行していこうとするのかを判断する重要な要素でもあります。
 新しく副市長に、と示された方は私にとっての印象は、前市長時代の道路関係の難問2つの矢面にたった人、という印象。相模川右岸堤防道路をめぐる調整や西山問題の対応をされていましたので、わたしも一時は激しくやりあったという記憶があります。市長が変わり、秘書役を兼ねる市政企画部の部長という要職に就かれて、今回の人事、はたして順当なのか、どうなのか。強気ではあるかなー