今日、多選自粛条例、委員会で可決

 7人の委員で構成される委員会で、継続審査を望む委員が3人、原案について採決を望む委員が3人で可否同数となり、委員長の私が継続審査に反対し採決を選択、採決の結果は賛成5人と反対1人で市長の提案した多選自粛条例は可決されました。これで最終日本会議で採決され成立の見込みとなります。
 継続審査を主張する主な理由は「本人のみに限定するというのならわかるが、後々の首長の任期まで制限するのはいかがか」というもの。有権者の判断にゆだねるべきという主張には確かにうなずける部分もあるのは事実。また、今日の委員会では聞かれませんでしたが、よりよい首長が3期で辞めなければならないというのはどうかという声もあります。
 しかし、あくまで条例の提案は3期を超えないことに「努める」という自粛の条例、今回は条例の持つ積極面を評価して、多選の弊害をどう除いていくのかに力を注ぐのは必要だと私は判断しました。これじたい、不断の努力が必要だと私は思っています。市長にも、市役所全体にも問われるし、議会にも有権者にも問われる問題です。