銀行

 銀行が政治献金を開始するというニュースがあって、テレビのニュース番組などでコメンテーターが「利益を上げているのは国民のおかげなんだからまずは国民に還元すべき」と述べていましたが同感です。ときどき通帳を見てついてくる金利12円、なんてのを見ると、情けない。

 ところで、現金振込みに際して10万円以内とすることになって、私は預金口座をつくることにしたのです。振り込む機会が多い場合、小分けに振り込んだら手数料がばかにならないですからね。しかし、なぜ10万円なのか、その妥当性はどうなんだろう。
 
 口座を作ってなお疑問に感じるが、最近は選択の余地なくキャッシュカードにクレジットの機能がついてくる。こんなものはついてなくていいのに。クレジットカードだらけになるではありませんか?必要なクレジットカードは消費者側の必要に応じて、必要最低限の枚数あればいいのではないでしょうか。まして、まあ当然ではありますが、この付加価値カードの年会費は無料だと。そうするとなおのこと、銀行はその負担分をサービスしているのでしょうから、これもまた、本来は預金者に還元すべき内容ではないのかと思ったわけです。

 個人情報保護の説明は「後回し」だし、というか、事後承諾のようなものだったし、それはある意味で「私どもを信用してください」という関係が成立してなければ預金などはつくれないから、しかたないけれども、銀行の都合で「関連する会社に情報を提供することがある」という趣旨の確認事項は、預金者それぞれに説明して納得をしてもらうとすると、そこそこ手間がかかるものではなかろうか。ほかにも若干首を傾げてしまう項目がありました。

 詐欺対策、はいいとして、その「現金振込み金額制限」は本当に効果があるんでしょうか?