市民まちづくりトーク

昨日、パートナーセンターで開かれた「市民まちづくりトーク」に参加してきました。
積極的なまちづくりへの意見が聞かれたのは大変よかった。厚木北・厚木南地区ということで市街地中心部に属するが故の課題点や、相模川の河川敷活用などに関する質問・意見などが印象的でした。参加者は多数でしたが、発言の時間が当然限られていたので、全員の意見を聞くことは不可能でした、おそらくたくさんの方々がきっとさまざまなご意見をお持ちであったことでしょう。市長以下、市の部長級がずらりと並んでのさながら「市民参加型議会」のような、雰囲気の中でしたから、批判意見などは控えられたでしょうが、提言などはホントに傾聴に値するものばかり。
また、行政が抱える課題を市民と共有するには必要な過程だとは思いました。いわゆるヒラバに市長自らが出向いて、市民の質問に答える、という形には私も満足しています。
ただし、当然「ここでは聞かれない」意見というものもあるわけですから、不参加の方々の意見を汲み取らないと、総合計画に反映させるのに問題になります。市長にしてみれば「あれだけ参加してもらった上で市民の意見を聞いたのだから」と言いたくはなるでしょうが、それではいけないので、それだけはぜひ気をつけていただきたい。

さて、まちなかはともかく、厚木市の各地域ではどんなご意見が聞かれることでしょうか。ごみ焼却施設問題でこじれている睦合北地区など、どうなってしまうのか…。

  • 広告掲載事業

金曜日、本会議終了後に議会全員協議会(非公式会議、市側からの情報提供、事業内容の説明などが行われる)がありました。報告の中で「厚木市広告掲載事業」についての報告がありました(所管は財政課、行政経営課)。
1.厚木市のホームページのバナー広告 6枠募集
2.紙資源物回収袋の側面の広告 2枠募集
3.屋外大型映像装置(今年度予算化された事業、私は反対でしたが…)への広告
  1時間当たり20分の広告枠を設定
という取り組みを考えていて、今年度500万円の収入を考えているという。市の独自財源確保、という点では「やらないよりはまし」という事業でしょうが、厚木市の場合はまだまだ歳出削減は可能で、その額は億の単位になりますから、そちらのほうを優先して欲しいものですな。

なお、そのほかに厚木市立病院のインシデント・アクシデントの件数報告(昨年度より369件の減少で1011件)、などがありました。