6月議会が

まもなく始まります。19日に議会運営委員会が開かれ、諮問され6月1日から本会議が始まります。3期12年を勤める山口いわお・市長が、いつ4期目の挑戦を明らかにするかなどと巷では言われているようですが、懸案の棚沢地区の「ごみ焼却場建設」に反対する陳情の動向などについてもぜひ関心を寄せていただきたいのです。

前議会、2月議会の一般質問で取り上げましたが、住民の納得のいくような結論を導き出すにはとても行政が十分な役割を果たせたとはいえません。私は、金田の施設延命のためにと、これまでも、炉の改修がどのようになっているのか、どのくらい傷んでいるのか、修繕の状況などを決算委員会などで資料を求めたり説明を受けてきました。また、だいぶ以前の本会議でも、炉の改修に関して、耐用年数の根拠を求めたところ、具体的な根拠が存在しないことも明らかにしてきました。

先の議会の質問では、厚木市の資源化率が県内でも相当低いことを捉えて問題にしました。先進市の例をあげて、たとえば鎌倉市のようにプラスティックの資源回収は、とか、座間市が一般可燃物の収集を週3回から2回にしたこともあげて、燃やすごみを減らす工夫が先決だという主張をしたのです。

これから未来に向けたごみ処理を考えるために、一部地域の利害の問題にとどめずに、厚木市の市民全体で結論を出す必要があります。時間がかかってもそうすべきだと私は思います。

さて、6月議会での一般質問は厚木テレコムについてや障害者自立支援法介護保険法改定などの影響、生活保護の問題など福祉施策について、そして、環境問題にかかわるテーマを一つ絞って取り上げてみたいと考えています。質問時間が往復50分では無理があるのですが、ポイントを絞って質問したいと思って、今整理に入りました。

さて、国会でも議論されている「共謀罪」、ホームページ上でも少し書かせていただきましたが、「憲法とは何か」(長谷部恭男著・岩波新書)を読んでいろいろ共感するところがあり、ご関心がある方がいらしたら、ぜひご意見などをお聞かせいただければ幸いです。