フランス、CPE撤回へ

フランス政府が雇用対策としてCPE法案の成立を目指していたが、学生の大衆行動に労働組合も呼応して全域的なストライキに発展するなどの批判の力でCPEは撤回に追い込まれました。この法案は、失業率対策と称して新採用から2年間は企業が自由に解雇できるというもの。聞いただけで本末転倒に感じるこの法案の撤回は当然だと思います。
ヨーロッパでは今でもストライキが当たり前で、海外旅行者などにはそのことを「批判的に」注意をしているのですが、政治を変える大きな力になりうることを示したものでしょう。

最近強い風が吹いたり、気温の変化も激しかったりで、とても春らしい。今週はあまりいい天気が望めないようですが。桜も終わり緑に変わっていきます。季節は決して後戻りはしません。必ず、少しずつではあれ前へ、前へと進んでいきます。私たちも、前へ、前へ。