高松へ

5月10日、11日の日程で総務企画常任委員会の所管事項調査のため香川県高松市を訪ねました。昨年11月にオープンしたばかりの複合施設についてが、調査項目でした。

高松ミライエ。1階が市民交流ゾーン。2階に図書館、3階に子育て支援ゾーン。4階は科学体験ゾーン、プラネタリウムもあります。5階が平和記念館。高松空襲の記録をメーンに展示などがあります。6階は男女共同参画社会センターです。3階と4階の「こども未来館」が中心となった施設で、図書館も児童向け図書、読み聞かせコーナーを充実させています。

私は、常任委員会の所管事項として入札の方法を質問しました。もちろんプロポーザル方式でしたが。
施設見学の最中に、議会での審査方法を伺いましたところ、いわゆる合同審査方式もあったようです。それぞれのパートを所管で議論することがベースであったようですが。

説明に当たられた館長は一般職ながら(議会事務局も経験されたとのことでした)化石採掘など科学分野に関心がおありで、プラネタリウム実演では自ら機器を操作され星空の解説もこなされました。素晴らしい方でした。

財源はすべて合併特例債だったようです。さて、厚木市の場合、どのようにこれを参考に活かせるでしょう。

■政局は
国際的な資本主義経済体制の危機を背景に、グローバル経済の行き過ぎに対する歯止めがないために単調な保護主義への回帰が目立たざるを得ない状況にあります。政治的にも排外主義が従来よりも拡大し各国各級の選挙での反映が顕著です。

日本国内では、当面は都議選の動向が注目されます。本来、自民党を補完する役割を持つ小池新党は、自民党と組めない現状でどのような政治を担うのか。改憲を急ごうとして奢りも見せる首相に自民党内からも当然のように反発も生まれ、あらたな派閥形成も伝えられる中、つねに解散含みの政局が続いています。

私としては、野田政権の下で大飯原発の再稼働を巡って国論が割れる中、国会を連日包囲した「紫陽花革命」以来、いつでも国民運動は起こりうる状況にあると思っておりまして、野党がそれをまとめる力と能力があるのかがこれもまた問われ続けて久しいということだとみています。

権力を持たない側が常に不利を強いられるのは当たり前なので、そんなことは気になりませんが、あまりにふがいないと思われる現状だけはなんとかしたいもの。

■13日土曜日、雨の中の緑のまつり
雨天の中、外に並ばなければならない開会式はやはり気勢が上がらないもの。来賓あいさつで「恵みの雨」と雨天であっても会場全体を励まさなければならないのは当然としても、やはりまつりのときは晴れていただきたいものです。

厚木市日中友好協会の総会もあり、先日ようやく会員になった私も正式に参加できました。国家間対立がどう展開しようとも市民レベルでは助け合っていかなければなりません。友好の絆こそ宝であると。そう思います。

動き始めたPTA活動や議会報告会準備も重なり、とても忙しい毎日で余裕がなく今年もまたベイスターズの応援には行けないのか?