4/18ローカルマニフェスト推進地方議員連盟主催の研修に参加

niginigi32017-04-19

 相変わらず手厳しい北川先生の指摘の数々のあと、マニフェスト特別賞を取られた多々見良三舞鶴市長から、みっちり1時間、市長の政策とその背景となる理想や哲学について講演いただきました。共済病院の院長だったときに、市民病院の医師の大量離職があり医療の危機を迎え、当時の市長が4総合病院の統合を打ち出したのに反対して対抗。

 もともと舞鶴市は海軍の街で、海軍病院が1300床もあって、近隣から患者を受け入れるくらいのところだったそうです。当然、医療の再編が必要となり、そこで改革案を出して実現。

 その他、乳幼児教育や社会福祉士資格取得支援など、思いのこもった施策を展開されています。海軍の名残残る地域性や高浜原発の関係などもあって、政治的には全てを同調できない面もありますが、地方都市のトップとしては魅力は十分だと思いました。

 本題の各議会の改革報告は参考にすべき点も多くありました。さて、どのように反映させるかな。

(FB引用以上)


 政務活動費は、地域性もあって(京都府兵庫県に近い)反響は関東の日ではなかったのであろう、相当(必要以上に)自粛している感じがしました。
 北川正恭さんは、地方議員の歳費を上げろ、政務活動費を増やせ、定数も増やせ、とアクションを起こしたいと厚木にお招きした時にもおっしゃってましたが今回も同様の趣旨を話されました。当事者からはその点、強く言うことができないものです。ポピュリズム、と通ずるものでしょうか。
 図書購入費を自ら政務活動費対象から外したことを改革として報告をされた地方議会。北川さんの考えと違いますよね。
 図書購入費はたしかにグレーゾーンが多く、事務局からも指摘がありますが、私はたとえ判例がどうであろうと、図書購入費が政務活動費になじまないとするというのであれば、「政務活動」という定義がいったいなんなのか、法廷で争ってみたいものです。たとえ負けたとしたって、地方議会、地方議員の資質向上、質問力形成に役立つことへの投資に、なんで制約をかけるのか。そんなことで二元代表制が機能するというのでありましょうか。

 なんという世の中なのでしょう。