ようやく春めいて

昨日4月5日、市内では小学校、中学校で入学式が行われました。

以前から式典嫌いで来賓拒否症のある私、ですがこのところせっせと顔を出しているのは学校からだんだん縁遠くなる寂しさがあるからです。この春に娘が中学3年生となるので、義務教育とのかかわりがこの粘土で終了します。もちろん、公務として「見守る」という仕事は残るのですが、圧倒的に当事者ではない関係性というのは大きい。

小学校では、教頭も校長も着任したてで、きっと準備も大変だったことでしょうが無事終わってほっとしています。1年生は小さいですね、1時間程度の式典。それでも長く感じたのではないかと思います。

中学校では、厚木中学校の特色でもある栄光合唱団が素晴らしい合唱を披露してくれました。とくに校歌の混成4部合唱は録音したかった。来賓席から、スマホでパチリとか、議員は以前からたいがいやりたがり、最近は市民からみんな我慢しているのに、とか来賓らしくないなど批判の声があり自粛が定着した感があります。そういう意味でも堅苦しい来賓席は私にはなじまないというのもありますが。私は古風なところもあるので、その席に着いたら着いたで式典になじまない雰囲気は極力作らないようにつとめます。あくまで極力。招かれている立場ですので、招いている側よりは拘束されないという意味で。

入学式で来賓としての退場をしたのちすぐに、今度は新入生保護者に対して、PTA役員を勧める仕事に。広報の副委員長といっしょに、1年2組を。2人が立候補してくれ残る2人はくじ引き。しかし、このシステムの説明を本部から聞いたのが数分前、直前!という半知半解状態。双子さんのおかあさんが、くじ引きをどうしたらよいか、なぜか双子さんのお母さん二人も、さらに、障害をお持ちの方からは事情を事前に学校に伝えてありますなどと言われたり、つまりはマニュアル想定外の事態が。まあそれでも、保護者の方々が協力的でしたので、これももたつきながらもなんとかなりました。次年度にはぜひ、事前に打ち合わせと学校側との調整を済ませたいものです。議員でいることのノウハウなどは全くたいして役には立ちませんね。