タブレット導入の検討
■議会の動き
昨日14日、議会運営委員会、議会のあり方検討協議会(私は出席権利なし、一人会派の山本議員が担当で委員外出席)、議会のあり方検討会などがありました。
「あり方検討会」はタブレット導入の検討についてなどの議論があり、おおむね推進の方向で進んでいます。9人の議員を抱える第一会派の積極的な調査の概要をうかがうといくつか導入までに課題整理は必要でありましょうが、導入に向けてスタートラインにつこうとすることでよいでしょう。
議会改革、という意味からするとタブレットというツールそのものが改革に寄与するわけではありませんが、改革を進めようとする議員個々の意欲を向上させる効果はあるかもしれません。
私のような期数を重ねたものにとっては今まで通りでもよいという意識にとどまりがちなので、新しいことに多少関心が薄くなるきらいがあります。若手の議員が活動しやすいような環境を整備することに協力するという位置で支えようと思います。タブレットなどに依存しすぎる危険性だけは気を付けるように注意はしておきたいとも思っています。
私は鉄道が好きですので、どちらかというと駅員が硬い切符にはさみを入れる技術が失われることになった交通系ICカードの普及には消極的でしたが、今となってはpasmoなしには電車に乗る気になれません。それぞれの区間の運賃がいくらなのかに関心が薄れたという意味では、あまりよろしくない面があることともいえるという自覚があるのですが、便利になるということとそのことによって失われる「機能」があるということ、その普遍的事実にほかなりません。
現時点で、タブレット導入に「抵抗」するということは政治的にもみえて私には気に食わない思考方法です。また、議会が導入するということを踏まえて、情報化の推進という観点で行政側こそもっと推進すべきであるという論点を提供する意味もあると思います。
その他の会議では、広報広聴の協議会(議会報告会について)、経理責任者の会議がありました。
■風邪気味の体調が一進一退で、なんとなくすっきりしないまま議会日程をこなしてきてまもなく最終日を迎えようという段階になっています。
そんな今日、厚木中学校の卒業式がありました。私は中学の行事には今まで参加しないことが多かったのですが、はじめて卒業式に出てみました。好みの問題は別にしまして、議員としての、来賓役を務める意味で列席をしました。
厚木中学7クラス270名の新たな旅立ち、門出を祝う場にいられることは、幸せを感じるものでかけがえのない時間でした。前途ある若い彼らにおおいに期待したいです。
さまざまな課題を克服できる力がほしい。