東海大病院に入院

24日夜より、もうひとつの持病の尿管結石が痛み出し、深夜にかけて眠れず早朝にいつも通っている泌尿器科にいき、けっこう大きめな石があることが判明。近く、破砕の手術をしたほうがいいと勧められ、「でも火曜日から東海大にこれこれの手術でにゅういんするんです」と告げたところ、いっぱい痛み止めなどを処方され退院後に次の入院の準備をする確認までして、座薬によって痛みも軽減していたのでそのまま帰宅したのでした。そのため、週末のもろもろの予定は公私ともすべてキャンセル、残念な週末になってしまいました。

今日から東海大。さきほど説明を受けて無事病室に。


あす午前中から手術準備に入ります。で、今日は、麻酔の説明と同意書について、麻酔の安全性と合併症について、書き記しておきます。手術中に起きた偶発症により死亡する率は1万例に6.78例で、そのうち麻酔が原因で死亡する率は0.10例、10万例に1例、となっている。と説明に書かれており、悪性高熱(救命しえない場合もある)の発症頻度は2万人から6万人に1人、と「極めて希な」合併症、と説明されます。

この確率が高いとみるか、低いとみるかは、受け手の側であるかどうかによって相当異なるものと思われます。2万から6万、という幅もそうとうで、ずいぶん差があるように思えますし。

私自身、幾度かの全身麻酔手術を経験しており、そのため、こうしたリスクについては覚悟の上、事故があることもあると言い聞かせて手術に臨んでいるのですが、もしものとき、やはり本人はいなくなってしまった場合、家族を含めた周囲の受け止め方というのはまた別のものがあるのだろうと思います。

こうした一筋縄ではいかない問題を抱えながら、医療の現場は具体的な課題と向き合っていくのだということを、患者の立場で身を投じて実体験をします。これは、私の仕事にとって、かなり有意義なのです。体を張ってますから。もしなにかあっても、医療職を恨むことなく、ただし、再発を防ぐために万全を尽くして欲しいと常に願っているということだけは、やはり申し上げておきたいと思います。