介護タクシーの運転手さん、ありがとうございました

先週土曜日から一昨日の敬老の日まで3日間の「在宅」を経て、病院に戻っていった父。利用した介護タクシーの運転手さんとはいろいろお話をさせていただきました。

「毎晩終電」というサラリーマンを辞めて、6台の車と6人、というぎりぎりの体制でフル稼働しているという、やさしい力持ち、という感じの方で、「この業界は辞めようという人は聞いたことがない」と仕事への自負は素晴らしく熱意が伝わります。二種免許と接客、とくに医療や福祉についての理解度がとても重要で、さまざまな対応ができることが求められると言います。

病院に向かう父の顔つきが、「とてもやわらかくなりましたね。退院された時とは全然違いますね」と言われました。「病院に戻ってよくなる、というケースは見かけません」とも。それは、どうがんばっても病院は1対1看護、にはなりませんから。高齢者の介護。透析患者の在宅での看護と介護。我が家における重要なテーマです。


■若い世代の意見が知りたい

 大学の試験のテーマ、または大学受験のテーマになりそうな「捕鯨」「スコットランド」。ぜひ、生きた素材、おおいに若い世代の考えを披露してもらいたいと思います。ディベートの題材にもなりそうです。

 スコットランドの選択、これはとても気になります。きちんと住民投票で国の方向を定めようという姿勢も学ぶべきところ。大差ではないという世論状況の様子も伝えられるので、どちらの選択になるにせよ、後の処理、がとても大切になるでしょう。

 民族の自決、自立というテーマは私の大変興味がある分野。一国内における分離独立の権利の保障はこれもまた重要な視点です。

 「捕鯨」。これもまた、興味があるところです。民族固有の「食文化」を認め合うということと同時に、それが他の民族にとって「悪」であった場合、の譲歩の問題かと思います。クジラを食べなければならないということは当然ありませんが、それを食してきた歴史と伝統文化、は否定すべきなのであろうか。「乱獲」の制限は許容したとしても「哺乳類をなぜ」についてはそれを否定する人々を納得させることは難しく、議論は平行線をたどるかもしれません。

 国内世論はどうなんでしょう。それこそ国民の投票、をしたとしたらどんな結末になるでしょう。