昨日一時退院した父

先日、FBに投稿した記事二つ、と若干つけたし。

2011年市長選の投票率は40.44%。有権者数は175,628人でした。選管に電話して投票率アップの具体案はまとまったかを聞いたが、まだ決定していない、と。決定してから発表、というよりも検討段階から何を検討しているかを明らかにしたほうが、それじたいが選挙への関心を高めることになるから、そのことも含めて検討してほしい旨伝えました。

せめて、2011年の市民意識調査の有効回答率、54.3%あたりはクリアしなければならない目標に設定したいもの。

次の一手名人戦、という将棋のテレビ棋戦があります。トップ棋士対局を公開中継し、時折司会者、解説者が「次の一手」を対局者に紙に書くように要求、そしてそれを会場にいるファンが当てる、という企画。候補となる一手をプロ棋士などが二つ案を提示してその他を含めた「三択」で選ぶものです。

なぜこの話をしたかといいますと、必ず「その他」は存在するものであるということを言いたいがためです。A or B の二者択一は選択者に「消極的選択」を強いるもので、選択者本位の選択肢ではないということです。

若干横道にそれますが、オバマ民主党空爆拡大は、明らかに中間選挙を意識したものだと思います。そういう路線であれば共和党とどこが違うのかよくわからず、むしろそんな対応を望むのであれば共和党に勝るものはなかろうと思うのです。なぜ、アメリカの政治においては二大政党制から第3極が生まれてこないのでしょうか。ヨーロッパでは既に、連立の枠組みをめぐって様々な可能性を秘めた攻防が当たり前になりつつあるというのにです。

翻って厚木市長選挙について、投票率向上のためには日常的な「仕掛け」が大切だと思います。わたしも独自に投票率の目標を定めて自らその達成に向けて取り組みを始めます。三択をつくるというと騒然としてしまうと思いますがそれは無し。ただ、そういう声が必ず存在するという認識があることが大切なのだということです。乞うご期待。


今日、というかもう昨日ですが、父親が入院先から一時退院して帰宅してきました。ひさしぶりに、孫娘と接することが嬉しいらしく、入院中は見られない笑顔でいられて、とくにいまのところ異変なく一安心。

新しいケアマネさんや、24時間体制のヘルパーさんもとても良い方々で、父のおかげで貴重な人とも出会えました。「この仕事、ほんとにロボットに任せていいのかなー、って思うんですよー」とおっしゃいます。とてもプロ意識が高くて、人、のありがたみを感じています。
私が先日の議会で介護者などの給料が低く離職につながってる話などもしましたが、やはり全然足りてなくて、しかも利益はほとんど出ないと。深刻です。

この連休中は、普段できないことをやることにして、仕事からすこし離れます。しかし、このところ猛暑(残暑)から解放されているので一時退院にはホントに助かりました。冷房のお世話にならずに済んでいるということが大変ありがたく。