ひどすぎ

どこぞの県の、とある議員の政務活動費をめぐる会見を見ました。報道がすべてでないことを割引いても、あまりにいただけないもので情けなくなりました。

事務を担当する事務局も対応に窮していたことが想像できます。ああいう手合いに限って日頃、他人の指摘を謙虚に受け止めはしない、と私の経験は教えてくれています。きちんとした言い訳が成立しないまでも、最低限の誠意、というものさえかなぐり捨てた様子を見せられ、日常が伺えると感じたからなのですが。

「相手を伏せたい」。これは政治家としては理解はできます。であれば最後までふてぶてしく悪者になれば済む話。相手を明記しない支出を認めない、と規則や要綱にあれば支出は不正ゆえ返金すれば良かろう。石原某や小沢某、であれば、あんな惨めな会見はありえなかろうて。

陳情、に関係した相手、とやらがだれであるかというよりも、事務、会計処理的に言えば、領収書がないことが問題。こちらのほうは、厚木市議会では、よほど領収書がない支出でもかわりになる根拠がないと認められません。こちらは石原小沢両氏であっても謝罪したでありましょう。