予算質疑(本会議)

 最近、議会質疑の癖、というか私のねらい目が読まれているのか、答弁が「こういうことが聞きたいのだろう」と先読みされているような気がしないでもない(そういうケースがあるということですべてではありません)。

 今日は、予定していたうちの8割がた質問できたので満足ではありますが、やり切れなかった部分は委員会で深めることにします。ひとつは、法人市民税の一部国税化問題、で、国との交渉が通常通りの手法手段では目的は達成されないだろう、市長の意気込みは言葉の上では了とするとしても、たとえば市長名で対案も含めての論文を世に示すなど、世論をどのように巻き込むかの方策と、与党および野党に対しての個別的戦略、経済学者(財政学か)や政治学行政法の専門家など理解者を獲得する見通し、そうした展望を持っているのかを知りたいところ。質問の仕方が不十分だったか、市長からのせっかくのコメントを生かせなかったのは反省点か。国政の与党と地方の与党とは一体とは限らず、一体の場合もあればそうでないこともあり、そのあたり、ていねいに考えていかなければなりません。長い目で見ればそれは必ず国家のためになると私は思っています。

 その他、副市長の答弁に輝きを感じられなかったのは、やはり質問の抽象性のためだったろうか。今回は必要に応じて事前「通告」をしておいたのですが、副市長には致しませんでした。それはたぶん、間違ってはいないと思います。

 前に進まなければ。次は週明けの一発目、ファイト。