12月定例会が始まる

議会報告会をようやく終えて、まだその総括作業中である中、12月議会が始まりました。

今日は初日。冒頭、あゆコロちゃんがゆるキャラグランプリで6位だったことを受けて、議場にあゆコロちゃんを「呼んで」、市長が報告をする、というイベントが挿入されました。お祝いごとなので議場内も許容していましたが、あまり歓迎すべきことだったとは当然思えません。その企画の意図が見え隠れするからです。


私はいささかうんざりしていますが厚木市における市長選挙の保守対決の怨念、すでに次期市長選を睨んだ攻防が過熱気味。現職は市政運営にのみ集中してもらいたいもの、まだ1年以上先のことに気持ちを奪われていたらその結果、次元の低い市長選挙が待ち受けているでしょう。現職は、堂々と、持てる力の最大限を出し切り最も高いレベルの市長選挙となるようにリードをすべきです。スポーツであれ、囲碁や将棋であれ、トップにいる者たちはつねにそうした意識のもとでしのぎを削っているわけで、政治の世界はどうもそのあたり格段に見劣りすると私は思っています。だからこれはなにも厚木市に限った話ではありませんが、政治権力を巡る争いをどのように「演出」していくのか、現職市長側には必ず戦略が求められるのに、本当にそのあたり、軽薄で情けない。


昨今行われている各地の市長選では、政党推薦や現職に対して厳しい結果です。当たり前でしょう。そのくらい、きちんと分析し、自らの政治姿勢を正すことなくして選挙に傾くことを私は全く歓迎しないわけです。