松阪牛

 2日、あつぎ協働大学公開講座は予定変更で講師と内容が変わり、食の安全をテーマに神奈川工科大の斎藤貴教授が講義をなされました。松阪牛や関サバは、そう呼ばれるためには厳密な定義に従わなければならない、との話は2時間の講義のうちの、もちろんごく一部。七沢温泉は日本一アルカリが高い、という話は自己紹介で温泉の微生物を調べることなど、環境化学、生物バイオ、などが専門だというお話から。食品添加物や農薬、遺伝子組み換え食品などの話を、政治的にならないように注意されながら(私にはそう見えました)詳しく飽きさせず楽しく講義していただきました。先生の研究が写真入りで中学一年理科の教科書に載っている、という話は丁寧に触れていらっしゃいました。

 ここだけの話、という興味深い研究テーマの話など、これはお得だ!という話も聞くことができ、テーマ変更は私にとってはマイナスではなかった(ロボットについての講義が予定だったので)といえます。


■市民文化彰

 3日、市民文化彰表彰式がありました。表彰されたのは下荻野在住の林ミチヨさん、芸名は竹本土佐子さんで義太夫節総合認定保持者の認定を受け昨年は叙勲を受けておられる方です。その功績からは当然の受賞資格だといえると思われます。林さん、おめでとうございました。この日は、参加を促す招待状が送られたようで、私にとっては懐かしい方々も式典に参列され、表彰に花を添えていただきました。そのおひとりが元収入役、私の当選時で議会事務局長だったIさん。ご挨拶をさせていただきましたが、まだお元気でいらしてとてもよかった。

 お祝い事ですから、いろいろとあってもお祝いしなければと思うのは自然でありましょう。ですから議員もこの日はいろいろと行司が重なる中多数駆けつけていました。予定が年度当初にはなかったもので比較的最近、決められたこともあり参加者数の確保が心配でしたがなんとか来賓も多数おいでいただき、安心しました。


 市民文化彰、については今年の初め、議会で表彰条例の改正についての議論の中で私が質疑をした中身と絡みます。その議論が功を奏したと解釈すべきなのか、それともその段階ではこの市民文化彰が考えられてなかっただろうことを不本意ととらえるべきなのか、そのあたりはここでは保留としておきます。