木村庄之助

 第36代木村庄之助が引退した、とのニュース。独特のものを持つ行司の世界。そのなかでもさらに差し違えが許されないという緊迫感などを含め、最高の位置にある立行司、小学生の頃に憧れたものです。きわどい勝負を的確に裁く姿。よく見ていたな、素晴らしい判断だな、とテレビ桟敷で喜んでいました。65歳、ということで引退、お疲れ様でした、と申し上げたい。

 大相撲のあり方については以前にもたしか触れたことがあったと思いますが、子どもの頃からの一ファンとして、いろいろと考えることはあります。が、今日は相撲の文化が、日本という国の独善性のもとで捻じ曲げられることがないようにと、願いたいということのみ、記しておきたいと思います。

 早朝より、相模川のクリーンキャンペーン参加、さつきまつりの歩行者天国開始の式典、にも参加してきました。土曜だ、日曜だ、というなかにおいて、今日のイベントは職員も大変でしょうが、多くの市民が楽しめるような環境整備ということで、陰ながら支える貴重な仕事をしていただいているということ、あらためてそこはそれとして認識をしておかなければなりません。

 参加しておいていうのもなんですが、相変わらず来賓が多すぎるのではないかとの思いがぬぐい去れず。みんな、やっぱりありがたいと思っているのでしょうか。

 また、クリーンキャンペーンについてはフェイスブックにも書き記しましたのですが、国の予算として配布される軍手とビニールのゴミ袋、必要なのかなあと疑問を感じなくもありません。環境浄化に役に立っているということを共有するためのイベント、ということは割り引いたとして、それでもなお、やはり腑に落ちないものは落ちません。6月議会を減れば、すこしは納得できるようになるのですか?

 今日の時点で(というか金曜日の段階までで)、一般質問通告が3人。毎回最近同様な傾向が続いているように思えてなりません。締切直前駆け込み、がどうしても増える傾向にあります。その傾向が問題だとか言うつもりは毛頭なく、むしろ自然です。ぎりぎりの通告は、それで苦しむのが末端を中心とした現場職員だったりしますので、つまり市長など上層が苦しむわけではないので、そこのところをよく考えて、通告はギリギリで順番を考慮しても構わないと思いますが、いずれどうせやらなければならなくなる担当との調整などはあらかじめ予定に入れてやっても良さそうなものだとも考えるわけでして。一般質問が議員にとっての見せ場、ということはまだしばらくその状況は変わらないのかもしれません(私はそこを転換したいのですが)、でも傍聴者、市民にとってははたしてどうなのか。今期の議会改革のテーマでは直接ないですが、いずれ議会基本条例の論議の中では整理していきたいと考えているところです。

 
 さて。あまり気負い過ぎないように。