痛快

国政はしばし臥薪嘗胆を強いられますし、ワタクシメの専ら生業となっている厚木市の政治といった類も、わずかばかりの経験の蓄積程度ではいかんともしがたく、速戦即決型の急戦ではなく持久戦を覚悟しなければなりません。


体調による制約を現実的にとらえて、政治以外の分野に積極的に、意図的に逃避しようとベイスターズのなんとかいう応援の会に会費を払ってみました。よって今宵は、巨人に快勝したらしく、痛快です。左派評論家だったかがスポーツを流行らせることは権力維持のために有効、とかいう説を述べていた気がしますが、狭い了見にすぎないように感じます。スポーツを楽しむことは、健康管理になるし、私のように各種憤りが体内を蝕むようでは身が持たず、ストレス解消にはちょうどよいではないですかねえ。

スポーツは、政治に利用されやすい側面があるため、まあ今回の長島−松井の例は露骨すぎてバカバカしいかぎりですが、のめり込みながらもどこか遠くから俯瞰して自分を見る冷静さも持っておいてほしいもの。それで楽しめるかって? 大丈夫でしょう、俯瞰すること、大切です。


最下位に甘んじ続けているベイスターズ、がリーグ優勝したあたりの快進撃は忘れられません。様々なストレスの軽減にどれだけ寄与してくれたか、計り知れません。しっかり若手を育成して個性的な魅力あるチームにしていってくれ、と思います。