厚木高校へ

niginigi32013-03-06

 暖かな一日、本会議と委員会の合間で、ひとつ予定をこなしました。厚木高校への視察、防災に関連してのことで伺ってきました。対応いただいたのは田中校長はじめ事務長、県教育委員会の教育局の担当者、の3名でした。

 受験のシーズンで多忙の時期に重なってしまって申し訳なかったのですが、出身校ということでわがままを言わせていただきお受けいただいたのでした。関心事は一つ、厚木市との協定で、避難を受け入れることとなっているわけですが、施設面などで大丈夫なのだろうか、という点。

 中央公園西側交差点へのこだわりと同様、県の管轄の施設は基本的に財政難でメンテナンスは十分とはとても思えません。県立高校が多数ある厚木市内、しかもそれぞれが避難所となっていたりするわけですから、なおのこと心配なのです。

 よいお話を伺うことができました。どのように対処していくべきかは宿題になりました。明日の委員会審議ではまだお出しするわけにはまいりませんが、いずれは宿題への解答を導いていかなければなりません。

 画像は東側に新たに移設したモニュメント「戸陵の鐘」。日の出の方向で、アサヒと重なることを校長先生は大変お気に入りでした。この場所から西の方向を望むと大山がよく見えることもあって、「戸室の岡辺、旭日さして、三剣光り輝く見ずや、阿夫利の高嶺、相模の流れ、高きに憧れ、長きを慕う」にぴったりだ、と。

 防災でも、生徒を一週間でも二週間でも泊め置く、安全が確保できない以上は無理に帰したりはしない。と基本姿勢を強調されていました。