討論、採決など

 決算審査を含んだ9月議会が最終日を迎え、討論、採決が行われました。今年から決算審査が各常任委員会ごとの分割付託で時間をかけて議論されたこと、そして不採択にはなりましたが請願1件の審査では(環境教育常任委員会)、これもまたこの議会から始めました請願者の意見陳述(休憩中)が行われました。議会改革、の一部ですが、意見と立場の異なる議員が時間をかけて協議をし続けてきた結果の一つ一つが形になって表れています。もちろん、全面肯定をするつもりもありませんが、住民、有権者、納税者の皆さんにも代議制であるこのしくみを健全に機能させるために、こうした苦労の側面も認めていただけるとありがたいと思います。

 本会議終了後、全員協議会、病院特別委員会、広報広聴特別委員会(これも新しい任期になってつくられたもの、議会報告会などを所管します)、中心市街地活性化協議会(本日設立。今日正副委員長が選出されて立ち上がりました)、そして会派代表者会議が相次いで開かれました。日程が多かったのですが、午後6時前にはすべて終了となりました。



■ 11月14日(水)、11月17日(土)の2日間行われる予定の第2回議会報告会も本日の広報広聴委員会で、再度確認されました。11月14日が勤労福祉センターで午後1時半から、11月17日がぼうさいの丘公園で午後6時半から行われます。駐車場がないことでご来場の皆さまにはご不便をおかけしますが、今年度は初めてのとりくみとして様々な会場を選定し、今後のあり方を考える材料を集める意味もありますので、ご協力いただければ幸いです。

 

■ 市立病院特別委員会では、再度広告入札の状況報告、経営改善の取り組み状況報告、総合医療情報システム(電子カルテなど)の現況説明、等が行われました。病院の建替えについては、早期に実現をとの議会の立場からしても、積極的に関与を続けており、また利便性向上と経営改善についてもさまざまな後押しをしている形です。先日私も、市民から「建て替えに向けた工事がなかなか進んでないようだが」との心配の声もいただきました。また同時に「駐車場の誘導がきちんとおこなわれていない」との苦言もいただきました。工事の長期化は、市民にも負担をかけることになります。安全を第一に、行政も疎漏なきよう支援できるように、体制を強化するように求めて行きたいと思っています。

 
■ 全員協議会は報告事項も多く、内容は選んで後日あらためてとさせていただきたいと思います。「災害時擁護者支援制度推進に係る申し合わせ」、「厚木市放射性物質対策方針」、「下水道長寿命化構想概要」、「(仮称)健康こどもの森整備基本計画」、「中心市街地全体構想」、などが報告されました。それぞれボリュームが多いので、内容の把握には多少時間を要するかもしれません。目を通さねばならない資料が山と積まれて宿題となっているので、行事の多いこの10月中に、残務整理を兼ねて解決します。