やっぱり

まさか昨日書いた内容のことがこうもはっきり翌日の新聞に出るとは思わなかったですが、朝日新聞の世論調査が載せました。これは明らかに、野田内閣に対しての不信任を抑える意図によって形作られています。
いまさらながら第４の権力たるマスコミの、権力維持思考の強さに呆れるしかありません。民主党と自民党の連立を支持しているよ（36％）、３党協力いいね（48％）、としっかり現執行部を支えています。若宮主筆の考えが手にとるようにわかります。ほかの大手マスコミも似たりよったりではありますが、隠然たる力を誇示しています。

首相官邸前の盛り上がる様子を正しく伝えない。参加者の数を勝手に加工する。

よく学べ。いい材料が提供されています。かつてもこうやって戦争が支えられたのだよ。
そう、よく学べ、ある事実を、権力の側の視点からのみ、しかも無批判に眺めたとき、それは必ずしも真実を写し出しているわけではないということを。

福島第一原発の事故も、そういう姿勢のもとに危険性が顧みられず、いまなお隠蔽されようとしているのです。

なぜ１兆円も公金を投入して東電を支えなければならないのか。なぜ過失に対しての責任を過小評価するのか。問いたいところはいっぱいあります。
大手マスコミは、もはや政府広報でしかないということでしょうか。それならそれで納得しますけど。